平成からの天保

紅葉が大好き
まじょのこどもです
今回は年号のお話をしようかと思います


みなさんご存じだとは思いますが今年は平成最後の年でした。私は初めて海外に行ったり、だんじりに参加してみたり、京都嵐山の斎宮行列に参加してみたりと平成最後は濃い一年となりました。


この記事を書いている平成30年11月時点ではまだ来年の年号は発表されておらず、スケジュール帳やカレンダーの記載は”平成31年”となっているようです。



が、母が持っている方象暦だけ”平成31年”ではなく

”天保10年”

の表記になっていたので今回はそれについてお話しようかと。



方象暦とは
そもそも「方象暦」とは……?
という方も多いと思うので軽く説明をば。


まず、方象暦(ホウショウレキ)とは占いの時に引用するカレンダー的なものです。依頼人の最大吉方位を調べるときに方象暦を使っているのをよく見ます。


母が持つ平成7年刊行の方象暦には明治〜平成50年くらいまでの年盤が載っています。年盤の下には月盤や日盤の表があり、引っ越しや旅行での方角の良し悪しがわかります。


実際、これがあるおかげで我が家の旅行は不運に見舞われることもなく毎回充実しています。ただ、占いの日付にこだわるあまり、学校を休んで旅行に行ったりすることは多々ありました………今だから言える話ですね。笑


もちろん遊んだ分、勉強はいつも以上に頑張って取り返していました。笑


とにかく、方象暦は占い師が使うカレンダー的なものと理解していただければ十分です。(正直私もそれぐらいしかわかってません笑)


あることに気がついちゃった
で、その方象暦。
先日母が


母「なぁなぁこれみて」

私「ん?なに?」

母「これ、師匠から貰った方象暦やねんけど、平成がきっちり30年で終わってるんやんか」

私「おぉ?!ほんまやな」

母「んでな、平成30年の次の年がな、何故か天保やねん(笑)」

私「おぉ?!?!ほんまやな、なんでなんやろか」




ーーということで、何故か平成の次の元号が天保になっていることに最近気が付きました(今更感)


先ほど方象暦を紹介した際、平成7年刊行と言いました。
平成7年の時点では平成が30年で終わるだなんて予測されていなかったはずです。
少なくとも私の知る限りでは。
それなのに、母の方象暦では平成30年で終わっているんです。


もう少しどういうことかと言いますと、
本来なら平成が30年で終わるとは平成7年時点では知らされていなかったのですから、その辺にあるスケジュール帳やカレンダーと同じく平成30.31.32.……と続くはずです。


しかし、この方象暦は平成7年の時点ではわかり得なかった平成が30年で終わっているんです。


なんでなんだろう……(-_-;)


原因を考えてみた
そして後日。
大阪心斎橋にある古書屋に方象暦カレンダーを買いに行ったとき、平成7年以降(何年だったか覚えてない)に刊行された新しい方象暦が置いてあるのに気が付きました。


やはり平成のあとは天保なのか…?
と気になったので確認してみたところ、平成31,32,33…50いくつという表記になってました。


うーん。じゃあなんで古い方は天保10年の表記…?
そもそもなんで天保…?


理由をいろいろと考えてみましたが、正直、母も理由はわからないそうで、なんなら平成の次が天保になっているのに気がついたのも最近だそうです。
それまで一切この事実を知らなかったらしく、気づいたときは頭が混乱したと言ってました。


まぁそりゃそうですよね。
平成7年時点ではまさか平成が30年という短さで終わるとは思ってなかったのに、きっちり30年の表記で終わってるんですから。


ノストラダムスの大予言みたく急にカレンダーの先がないッ?!
なんで?!
っていう感じとほぼ変わりない、まるで予言かのようで少々畏れを抱いてしまいます。


この現象について我が家で色々と原因を挙げてみたところ、干支の還暦のように年盤が一周回った説や、実は平成7年の時点で平成が30年で終わることを知っていた説など。


様々な説を提唱してみましたが、結局納得する原因が見つからずそのまま議論は終わりました。
うーん。わかんない。



来年の新元号
まだ来年の元号は発表されていませんが、もし新元号が天保になったらほんとにすごいと思います。
というかそうなればもはや予言です。
すごいどころじゃないですね。


……元号の決め方的にあり得ない話ですが。(´・ω・`)


とにかく、ちょっと驚いた出来事だったので記事にしました。
この記事を書くのに1週間費やしました。
亀かよ。ちゃんと人間してくれ。


7年とか30年とかいろいろとややこしい説明でしたが何にせよ次の元号が何になるか楽しみですね!
ここまで読んで下さりありがとうございました








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